「統制の所在」のお話です。
統制の所在は心理学用語です。詳しくはwikipwdia貼っておきます。
簡単に説明すると、「なんらかの事象の原因をどこに置くか」という概念です。例えば、テストで良い点が取れなかったときに「親や兄弟がうるさくて勉強できなかった。」と不満を訴えているような状態です。給料が上がらなかったときに「上司がちゃんと評価してくれない。それに不景気だし。」で済ましているような状態です。
当たり前ですが、こういう人はずっとこのままです。なにかうまくいかないことがある度に他人や環境のせいにして、自分の努力不足や考慮漏れなどを考えずに逃げます。
統制の所在を自分に置くことが、成長や成功に繋がる一歩になります。
とはいえ、自分を責めれば済むわけじゃないです。
実は自分を責めるのは簡単で、もう一つの逃げ道です。「私が悪い」と自覚してる人間をそれ以上責め立てるような人間はほとんどいませんし、むしろ周りの人たちは励ましさえします。ただし、結果が出ない状態が続けばいずれ周りから見放されますし、自分自身のメンタルにもダメージ大です。
「自分で現状を変える」ための考え方
統制の所在の使い方としてベストなのは、「現状に対して、自分はいったい何ができるだろうか」という考えを生み出すことです。
テストで良い点が取れなかったときに、「自分の今の点数はここ。点数を上げていくために自分には何ができるだろう。」と考え始めることが大切です。考え始めれば、苦手の克服やケアレスミスの予防に取り組むなどのやるべきことが見えてきます。給料が上がらなかったときに「上司は自分になにを期待しているのだろう。自分に足りていないスキルとは何だろう。」と次のステップに続くキッカケを生むことです。
ちなみに視野の広さも大切です。「あの上司の下ではこれ以上は望めない」と思ったのなら、上司が変わるように異動を求めたり、転職したりする考えもあります。
他人や環境のせいにせず、自分も大切にしつつ、日々前進していく考え方として「統制の所在」は覚えておくと便利です。
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